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雨ざらしでも大丈夫なガーデンファニチャーとは?

雨ざらしでも大丈夫なガーデンファニチャーとは?

雨ざらしでも大丈夫なガーデンファニチャーとは?

素材別の特徴と選び方をプロの視点で解説


■ はじめに|雨ざらしでも使えるガーデンファニチャーはあるの?

庭に置くだけで一気におしゃれで快適な雰囲気を演出できるガーデンファニチャー。
しかし、お客様や取引先の工務店からも頻繁に聞かれるのが、こんな質問です。

「これ、外に置きっぱなしでも大丈夫ですか?」
「雨ざらしにしたらすぐ傷みますか?」

実際、私自身も屋外イベントやモデルハウスの現場で「常設」「雨ざらし前提」のガーデンファニチャーを数多く設置してきましたが、素材と加工を正しく選べば、雨ざらしでも長く快適に使える家具は確実に存在します。

今回は、そんな現場経験を元に、雨ざらしでも安心して使えるガーデンファニチャーの素材・加工の種類・選び方のポイントを、わかりやすく解説します。


■ 雨ざらしでも大丈夫なガーデンファニチャーとは?

ガーデンファニチャーとは、庭やベランダ、テラスなど屋外に設置して使用する家具のこと。
代表的なアイテムは以下の通りです。

  • ガーデンソファ

  • ガーデンチェア

  • ガーデンテーブル

  • サンラウンジャー

これらは基本的に屋外使用を前提に設計されていますが、「雨ざらしでも完全放置してOK」なものばかりではありません。素材によって、耐久性・防水性・メンテナンスの必要性に大きな差があるため、導入前にしっかり確認しておくことが大切です。


■ ガーデンファニチャーの魅力とは?

1. おしゃれな雰囲気を演出できる

素材やデザインにこだわったガーデンファニチャーを取り入れるだけで、庭全体がカフェやリゾートのような非日常空間に変わります。

2. 快適な空間を作れる

クッション付きのソファやリクライニングチェアを置けば、屋外でも読書や昼寝、食事などが快適に楽しめます。

3. 庭でできることの幅が広がる

ガーデンテーブル+チェアを設置するだけで、BBQや家族の外ごはんタイムが充実。暮らしの“余白”を広げてくれます。


■ 雨ざらしに強いガーデンファニチャーの「加工」の種類

素材に加えて、家具の表面加工も耐久性を左右する重要な要素です。

1. 加工なし(ナチュラル素材)

風合いは抜群ですが、基本的には雨ざらし非対応。天然木などは腐食・反り・シミのリスクが高いです。

2. 撥水加工

軽い雨をはじく程度の加工。水滴は玉のように転がりますが、長時間の降雨や湿気には注意が必要です。

3. 耐水加工

ある程度の雨や水濡れには耐えられます。撥水より強く、屋外利用に適していますが、長期間の雨ざらし放置はNG

4. 防水加工(防水素材)

雨ざらしでもOKの最強仕様。人工ラタン+防水クッションやパウダーコート処理された金属などがこれに該当。屋外常設に適した素材・加工の組み合わせです。


■ 素材別|雨ざらしに強いガーデンファニチャーの特徴

◎ 木製(天然木)

  • 雰囲気:ナチュラルで温もりある風合いが魅力

  • 注意点:防腐・防水処理がされていないと、劣化が早い

  • メンテナンス:定期的なオイル塗布・乾燥が必要

  • おすすめ:チーク材、アカシア材などオイルリッチな耐久性の高い木材

◎ 人工ラタン(ポリエチレンラタン)

  • 雰囲気:高級感があり、屋外ラウンジ向き

  • 特徴:雨・紫外線・湿気に強い。軽量で移動もラク

  • 注意点:安価なものは割れやすいので要注意

  • メンテナンス:水拭きでOK。長く使うなら冬は屋内保管推奨

◎ プラスチック(ポリプロピレンなど)

  • 雰囲気:カジュアルでシンプルなデザインが多い

  • 特徴:軽量でコスパ◎/完全防水

  • 注意点:紫外線で劣化しやすい。色褪せ・割れに注意

  • メンテナンス:基本放置でもOK。軽く水洗いで清潔を保てる

◎ 金属製(アルミ・ステンレス・スチール)

  • 雰囲気:モダン・スタイリッシュ/耐久性◎

  • 特徴:アルミやステンレスは錆びにくく、雨ざらしOK

  • 注意点:パウダーコート処理がされていないと錆のリスクあり

  • メンテナンス:年1回程度の点検で十分。汚れは中性洗剤で拭き取り


■ 雨ざらしOKの素材を選ぶポイント

  • 「防水加工+耐候素材」がセットになっていること

  • ✅ 「金属+人工木」や「人工ラタン+撥水クッション」のように、複合素材で補完し合っている構造が◎

  • ✅ 「屋外使用可」「全天候型対応」と明記されているかを確認する

  • ✅ 安さだけで選ばず、耐久試験・屋外使用年数の実績がある製品を選ぶ


■ まとめ|雨ざらしでも安心して使えるガーデンファニチャーとは?

ガーデンファニチャーは、選ぶ素材と加工次第で「雨ざらしOK」な頼れる相棒になります。

☑ 人工ラタン+撥水・防水クッション
☑ パウダーコートアルミ+WPCのコンビ
☑ 高密度ポリプロピレン製のスタッキングチェア
☑ チークなど耐水性の高い木材

こうした素材を選ぶことで、設置後も気兼ねなく使い続けられ、見た目も長持ち。
さらに定期的な拭き取りやクッションの保管を意識すれば、5年以上の使用も十分可能です。


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