こんな家にはどんな家具？ 間取り別・おすすめガーデン家具一覧

こんな家にはどんな家具？

間取り別・おすすめガーデン家具一覧

「ガーデン家具を置きたい」と思っていても、ふと立ち止まってしまう瞬間があります。
「うちの間取りに合うかな？」「置いたはいいけど邪魔にならない？」──こうした疑問は、住まいの形やライフスタイルと深く関係しています。

ですが、ちょっとしたコツを知るだけで、今の住まいにもぴったりな家具選びができるようになります。今回は、間取り別の特徴に合わせて、おすすめのガーデン家具やレイアウトの工夫を一覧でご紹介いたします。

家具選びに迷った際のヒントとして、ぜひご活用ください。

1LDK（賃貸マンション）｜「持ち運び自由」が鍵

1LDKのお部屋は、ベランダもコンパクトなケースが多く、洗濯スペースと共存していることも。そんな場所では、「使う時だけ出す」という考え方が活躍します。

おすすめ家具

• 折りたたみ式バンブーテーブル

• スタッキングチェア

• 屋外用スツール（軽量タイプ）

🌱豆知識
“折りたたみ”＝安っぽいというイメージ、実は誤解です。天然素材の質感にこだわったバンブーやアカシア素材は、使い込むほど味が出ます。収納性と見た目、両立できますよ。

2LDK（夫婦＋小さなお子様）｜「安心・安全＋遊び心」がポイント

リビングからつながる広めのバルコニーがある2LDKでは、家族で使える設計が理想です。特にお子様の転倒リスクを減らすため、角の少ない家具や、床に近い座面が人気です。

おすすめ家具

• ロースタイルのラタンソファセット

• 撥水加工のラグ＋大型クッション

• パラソル（日よけ）

🧸豆知識
お子様の皮膚は大人より紫外線に敏感。屋外でも肌を守るには、日陰をつくるだけでなく、家具の配置そのものが“日除け”になるような設計が大切です。たとえば、パラソルとソファの角度を工夫すると、遊ぶ場所も守れます。

平屋｜“ひらたい暮らし”には広がりと連続感

平屋は室内と屋外のつながりが強く、庭やウッドデッキと一体になった暮らしが特徴的です。ガーデン家具も「外にある室内家具」という発想で選ぶと、空間がより心地よくなります。

おすすめ家具

• ローテーブル＋シェーズロング

• 天然木のガーデンベンチ

• アウトドアラグ＋観葉植物プランター

🍃豆知識
平屋のデッキにラグを敷くときは、“巻き込み”に注意。ドアや掃き出し窓の開閉に引っかかると安全性が損なわれます。ほんの5cmずらすだけで快適性も安全性も向上します。

メゾネットタイプ｜上下階を活かす“テーマ別配置”

上下階があるメゾネットは、1階テラスと2階バルコニーで異なる家具を使い分けられるのが強みです。たとえば「朝は2階でコーヒー」「夜は1階でお酒」という風に、過ごし方の切り替えがしやすい間取りです。

おすすめ家具

• 2階：カフェテーブルセット（コンパクト）

• 1階：リクライニングチェア＋ローテーブル

• ソーラーライトやLEDガーランド

🌙豆知識
上下階で家具を変えるときは、**“素材の統一”**を意識しましょう。たとえば、両方にアルミ×ウッド調の要素が入っていると、見た目に統一感が生まれ、空間がまとまって見えます。

中庭・中庭風ベランダ｜“囲まれ感”を活かす特別空間

マンションや戸建ての一部には、中庭のようなつくりのベランダもあります。外からの視線が遮られる分、まるで自分専用の小さな庭園のような贅沢な気分を味わえる空間です。

おすすめ家具

• デイベッド（シングルサイズ）

• コンクリート調プランター

• ミスト付きファンや噴霧器

💧豆知識
中庭は風通しが悪くなる場合が多いため、植物の選定が肝心。湿気に強く、日陰でも育つ“シダ系”や“カラテア”などを使うと、見た目も涼しげで手入れも楽です。

ルーフバルコニー（屋上）｜“屋上の開放感”は家具で映える

ルーフバルコニーは、空を最も近くに感じられる特別な空間。照明や日除け、風対策などに注意すれば、昼と夜でまったく違う表情を楽しめます。

おすすめ家具

• サンラウンジャー＋サイドテーブル

• ハンギングチェア（自立型）

• タープ（日除けシェード）

🌞豆知識
ルーフバルコニーでは、風対策が非常に重要。軽すぎる家具は飛ばされるリスクがあります。チェアの下に重りを仕込んだり、壁際に配置することで、安定感を持たせましょう。

まとめきらない、暮らしのヒント

「広いからいい」「狭いから無理」──そう決めつけてしまう前に、一度、家具で空間を演出するという視点で住まいを見直してみてください。

ほんの一脚のチェア、ひとつのラグが、見慣れた間取りを“過ごしたくなる空間”へと変えてくれます。

そして、どんな家具にも「相性のいい置き方」と「思いがけない活用法」があります。
“暮らしを楽しむための家具”という目線で選ぶことが、何よりの近道かもしれません。