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梅雨でも安心。ガーデン家具を守る「プロのメンテナンス術」完全ガイド

梅雨でも安心。ガーデン家具を守る「プロのメンテナンス術」完全ガイド

梅雨でも安心。ガーデン家具を守る「プロのメンテナンス術」完全ガイド

毎年6月に入ると、お客様からこんなご相談が一気に増えます。

「ソファのクッションにカビが生えてしまった」 「ラタンの編み目が白っぽくなってきた」 「テーブルの天板にシミができた」

14年間ガーデンファニチャーを専門に扱ってきた当店の経験から断言します。梅雨の約1ヶ月半をどう過ごすかで、ガーデン家具の寿命は2〜3年変わります。

この記事では、素材別の正しいメンテナンス方法から、プロだけが知っている裏ワザまで、梅雨対策のすべてをお伝えします。

梅雨がガーデン家具にとって「最大の敵」である理由

まず知っておいていただきたいのは、ガーデン家具にとって怖いのは「雨」そのものではなく「湿気が抜けない時間の長さ」だということです。

夏のゲリラ豪雨で一時的にびしょ濡れになっても、その後カラッと晴れれば問題はほとんどありません。しかし梅雨は違います。雨が降り、止んでも湿度80〜90%の空気が何日も続く。家具が乾ききる前にまた雨が降る。この「湿った状態が途切れない」サイクルが、カビ・腐食・変色を一気に進行させるのです。

つまり梅雨対策の本質は「濡らさない」ことではなく「乾かす時間をいかに確保するか」にあります。この視点を持つだけで、やるべきことが明確になります。

素材別:梅雨前にやるべきメンテナンス

PEラタン(人工ラタン)の場合

PEラタンは樹脂素材なので水に強いと思われがちですが、梅雨の敵は「編み目の奥に溜まる湿気」です。

梅雨入り前のタイミングで、まず全体を中性洗剤を溶かしたぬるま湯で丁寧に洗ってください。柔らかいブラシで編み目に沿って汚れを掻き出し、きれいな水で洗い流します。ポイントは洗った後の乾燥。最低48時間、風通しの良い日陰で完全に乾かしてください。

乾燥後に防カビスプレーを全体に薄く吹きかけておくと、梅雨中のカビ発生リスクを大幅に減らせます。特に編み目の裏側やフレームとの接合部分は湿気がこもりやすいので、重点的にスプレーしてください。

もし梅雨の間にカビを発見した場合は、酢と水を1:1で混ぜたスプレーが効果的です。塩素系漂白剤はPEラタンを変色させるので、絶対に使わないでください。

チーク・天然木の場合

天然木の梅雨対策で最も重要なのは「梅雨入り前のオイル塗布」です。

チークオイルやウッドプロテクターを塗ることで、木材表面に撥水性の保護膜ができ、雨水の浸透を防ぎます。塗布の手順は、まず表面をきれいに洗って完全に乾燥させ、柔らかい布でオイルを木目に沿って薄く均一に塗ります。20〜30分浸透させたら、余分なオイルを乾いた布で拭き取り、24時間以上乾燥させてから使用してください。

ここでよくある間違いが「厚く塗れば効果が高い」という誤解です。オイルの厚塗りはベタつきの原因になり、逆にカビを呼び込みます。薄く、均一に塗ることが鉄則です。

また、天然木のテーブルに水たまりができたまま放置すると、乾いた後に白いシミ(ウォーターマーク)が残ります。梅雨時期は使用後にサッと拭く習慣をつけるだけで、シミの発生をほぼ防げます。

アルミ・ステンレスフレームの場合

金属フレームは「もらい錆」に注意が必要です。家具自体はサビに強くても、ベランダの手すりや鉄製プランターから流れ出た錆水が付着して、茶色いシミになることがあります。

梅雨前に一度、中性洗剤で全体を洗い、乾燥後にシリコンスプレーを薄く塗布しておくと予防になります。もし茶色いシミが付いた場合は、クエン酸を水で溶いた液を布に含ませて拭くと落とせます。

ネジやボルトの接合部分も要チェックです。湿気で膨張と収縮を繰り返すうちに緩むことがあるので、梅雨入り前に一度増し締めをしておくと安心です。

クッション・ファブリックの梅雨対策

ガーデンソファのクッションは、梅雨のメンテナンスで最も気を配るべきアイテムです。

大前提として、雨の予報が出たらクッションは屋内に取り込んでください。どれだけ撥水加工がされていても、長時間の雨に晒されれば内部に水分は浸透します。

当店がお勧めする梅雨中のクッション管理のルールは3つ。「使ったら立てる」「濡れたら即取り込む」「週に1回は日陰干し」です。

使用後にクッションをソファの上に寝かせたままにすると、ソファ本体との間に湿気がこもります。使わないときはクッションを立てかけるか、持ち上げて隙間を作っておくだけで、空気の流れが生まれてカビのリスクが激減します。

もしクッションカバーにカビが発生した場合は、カバーを取り外して40度以下のぬるま湯で手洗いし、酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)に30分浸け置きしてから、日陰で完全に乾かしてください。

梅雨の間、使わないときのベストな対処法

「梅雨の間はガーデン家具を使わないから、カバーをかけておけばいい」と思っている方は、少し注意が必要です。

密閉型のビニールカバーは、内側に結露が発生してカビの温床になります。使うなら「通気口付きの防水カバー」を選び、カバーの下端は5〜10cm地面から浮かせて空気が通る状態にしてください。

さらにプロのテクニックとして、カバーの中に乾燥剤(シリカゲル)を2〜3個入れておくと湿気対策の効果が格段に上がります。シリカゲルは100円ショップで購入できますので、ぜひ試してみてください。

もし屋内に収納できるスペースがあるなら、クッションだけでも屋内に取り込むことをお勧めします。フレームは屋外に置いたままでも、通気口付きカバーをかけておけば問題ありません。

まとめ:梅雨を乗り越えた家具は、一段と美しくなる

最後にひとつ、ポジティブなお話を。

実は梅雨をきちんとケアして乗り越えた家具は、その後の夏〜秋にかけてとても良い状態になります。梅雨前のオイル処理が夏の紫外線からも木材を守り、防カビ処理がラタンの寿命を延ばす。梅雨のメンテナンスは「守り」であると同時に、次の季節への「準備」でもあるのです。

正しいお手入れをすれば、ガーデンファニチャーは10年以上美しく使い続けられます。

メンテナンスで困ったことがあれば、いつでもReshareのLINE公式アカウントにメッセージしてください。プロのスタッフが直接お答えします。


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