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狭くてもおしゃれに!1〜2人用のガーデンファニチャー実例集

狭くてもおしゃれに!1〜2人用のガーデンファニチャー実例集

狭くてもおしゃれに!

1〜2人用のガーデンファニチャー実例集


「広くないから無理かなと思ってました。でも、置いてみたら想像以上に快適で、むしろ狭さがちょうどいいんです」

これは、実際に1.5畳ほどのベランダにテーブルセットを導入された方の言葉です。
「ガーデンファニチャー」と聞くと、広々としたテラスや庭をイメージされるかもしれませんが、1人〜2人分のスペースがあれば十分に“外時間”は楽しめるのです。

むしろ、限られたスペースだからこそ、そこに手を入れる楽しさや完成時の満足感はひとしお。
今回は、狭いながらもおしゃれで快適な空間を叶えた実例を、家具の選び方や配置の工夫とともにご紹介いたします。


■ ワンルームのベランダに、カフェ気分の丸テーブルセット

大学生のMさんが暮らすのは、都内にあるワンルームマンション。
2畳弱のベランダに置かれていたのは、直径60cmの小さな丸テーブルと折りたたみ式チェア
「おうちカフェ」がしたくてネットで探したという家具は、スチール製ながらマットなブラック塗装で、陽射しの反射も控えめ。

ポイントは、“抜け感”のあるデザイン。
アイアンの細い脚に、背面が格子状のチェアを合わせたことで、狭さを感じにくい空間に仕上がっていました。

「朝はここでパンを食べてます。コーヒーも外で飲むと不思議とおいしく感じます」
そう語るMさんのベランダは、**1人用の“第二の朝食スペース”**として、生活に自然に溶け込んでいました。


■ 奥行きわずか70cmでも置けた、縦長ベランダの活用例

築年数の経った2DKマンションにお住まいのご夫婦。
ベランダは南向きながら、奥行きがたった70cmという制約付き。
「最初は何も置けないと思っていたけれど、ネットで“ベランダソファ”と検索していたら見つけたんです」

選んだのは、幅90cm × 奥行60cmのコンパクトな木製ラブソファ
肘掛けなしのシンプルなフレームに、厚手の撥水クッションを合わせて、サイドに小さなウッドテーブルを配置。

ベランダ全体を覆わず、空気や光がきちんと抜けるデザインだからこそ、圧迫感がなく、視覚的な広さが保たれていました

「夜、仕事から帰ったあと、2人でここに座ってワインを飲むのがちょっとした楽しみです」
奥さまはそう笑います。
家具というより、“習慣を生む場所”がそこにはありました。


■ 室内とのつながりを意識した、アウトドアラグ+ロースタイル

一方、個性的な空間演出で印象的だったのが、1LDKのベランダを“屋外リビング”化した一人暮らしのSさん。

彼女が採用したのは、屋外対応のロースタイルチェアと、撥水性の高いアウトドアラグの組み合わせ。
あえてテーブルを置かず、地べたに近い視点から空を仰げる空間を演出していました。

「休日はベランダに出て、ラグの上で本を読んでいます。風が抜けて、部屋の延長にいる感じが心地よいんですよね」

このレイアウトでは、“家具を並べる”というより、“空間の使い方を柔軟にする”ことが鍵になります。
アウトドアラグはデザイン性も高く、視線を集めるアクセントとしても効果的でした。


■ 折りたたみ+スタッキングで“使わない時間”も快適に

狭いベランダで大切なのは、“使っていないときに邪魔にならないこと”。
それを見事に解決していたのが、築浅の分譲マンションにお住まいのIさんご夫妻の事例です。

「普段は物干しスペースとして使いたかったので、家具は全て折りたたみ式にしました。使いたいときだけ出せばいいって気楽ですよ」

実際に設置されていたのは、アルミ製のフォールディングテーブルと、スタッキングできるチェア2脚。
小さなクッションを収納ボックスに入れておけば、いつでも“くつろぎスペース”に早変わり。
ベランダに出るハードルがぐっと下がる仕掛けでした。


■ 色数をしぼって、洗練された統一感を

最後にご紹介するのは、都内のタワーマンションにお住まいのDさん。
使用可能なスペースは約1.8畳。家具の数は最小限に抑えつつ、色と質感の統一感にこだわることで、ホテルライクな雰囲気を実現していました。

ガーデンチェアはアルミ製のチャコールグレー。
クッションはベージュ、サイドテーブルは同じトーンの木目調。
床にはライトグレーのジョイントデッキを敷き詰め、視覚的に“部屋の外でもう一部屋”のような印象を演出。

「実は全部ネットで買ったんです。パーツはシンプルでも、トーンを揃えるだけで“計算された空間”に見えるのが不思議ですよね」

Dさんが実感していたのは、家具の数ではなく、バランスこそが“おしゃれ”を作るということ
限られたスペースだからこそ、デザインの力が発揮される好例でした。

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