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雨ざらしでも大丈夫? ガーデンチェア選びの正解と、長持ちさせるコツ

雨ざらしでも大丈夫? ガーデンチェア選びの正解と、長持ちさせるコツ

雨ざらしでも大丈夫?

ガーデンチェア選びの正解と、長持ちさせるコツ


■ 雨ざらしになること、前提にしていますか?

「せっかくおしゃれなガーデンチェアを買ったのに、数ヶ月でサビてしまった…」
「晴れた日だけ出すのは面倒。できれば出しっぱなしにしたい」
「雨ざらしでも大丈夫なガーデンチェアってあるの?」

そんな声を聞くたびに、“屋外で使う”前提の家具選びは意外と奥が深いと感じます。

今回は、ガーデンチェアを雨ざらしにしても安心して使える素材や構造、そしてちょっとしたメンテナンスの工夫まで。
屋外家具を長く快適に使うためのリアルな視点でお伝えしていきます。


■ 「雨ざらしOK」って、どこまで本当?

まず前提として、屋外用ガーデンチェアは基本的に多少の雨や湿気に耐えられるように設計されています。
ただし、「雨ざらしにしても一切劣化しない」という意味ではありません。

素材によっては、長期間の雨風で…

  • サビが発生

  • 塗装が剥がれる

  • カビや汚れが定着する

  • 変形・劣化して座り心地が悪くなる

というリスクがあるのも事実です。

つまり、「雨に濡れてもOK」と「雨ざらしにしていい」は、似て非なるもの
だからこそ、「どの素材なら雨ざらしでも使えるか」を見極めることが重要です。


■ 雨ざらしでも強い!ガーデンチェアの素材別特徴

では、実際にどのような素材が「雨ざらし対応」として安心なのでしょうか?

以下に、代表的な素材とその特徴を整理してみます。


1|アルミ製(◎雨ざらしに最適)

  • 錆びにくい

  • 軽量で移動もしやすい

  • メンテナンスが簡単(基本は拭くだけ)

  • 紫外線や湿気にも強い

雨ざらし前提で選ぶなら、まず検討したいのがアルミ製ガーデンチェア
表面にパウダーコート(粉体塗装)処理がされているものは特に耐候性が高く、退色しにくいのもポイント。


2|人工ラタン(◎耐久性高)

  • 見た目がおしゃれで高級感あり

  • 樹脂製なので水分を吸わない

  • 編み込み部分も割れにくい耐候素材を使用

▶ 雨ざらし+日差し+風と、厳しい屋外環境においても劣化しにくい素材として定評があります。
おしゃれさと実用性を両立したい方におすすめ。


3|天然木(△やや注意)

  • 見た目は非常にナチュラル

  • テラスや庭の雰囲気になじみやすい

  • 加工の有無で寿命が変わる

▶ 無塗装の木材を雨ざらしにすると、すぐに劣化・黒ずみが発生します。
屋外対応の防水加工・オイルフィニッシュ・ウレタン塗装などがされているものを選び、定期的なメンテナンスが前提です。


4|スチール(△短期間なら可)

  • シンプル・スタイリッシュな印象

  • 比較的安価で手に入りやすい

  • 重量があり、風で飛ばされにくい

▶ ただし、塗装が剥がれると錆が発生しやすく、雨ざらしにはやや不向き
設置場所に屋根やひさしがあるなら選択肢に入りますが、完全な露天にはやや注意が必要です。


■ 実際に雨ざらしにしても長持ちするチェアの条件とは?

素材だけでなく、「構造」や「仕上げ」の工夫も重要です。
以下のチェックポイントを抑えておくと、雨ざらしでも安心です。


✅ 排水穴の有無

座面やフレームに水抜き用の穴が空いていることで、水たまりができにくくなり、カビやサビのリスクを大きく減らせます。


✅ クッションの撥水・速乾性

屋外用チェアの中には、撥水・防水加工されたクッションがセットになっているタイプもあります。
濡れてもすぐに乾き、屋外に出しっぱなしでも快適さが長持ちします。


✅ 表面仕上げの耐候処理

紫外線カット、粉体塗装、UV安定加工など、耐候処理がされているチェアは色あせや劣化に強いのが特長です。
価格は少し上がりますが、長期的にはお得になります。


■ 雨ざらし前提なら「置き方」も工夫しよう

どんなに耐久性のあるガーデンチェアでも、置き方次第で寿命が変わります。

  • 地面に直接置かず、ウッドデッキやタイル上に配置

  • 長時間使わない季節は、カバーをかけておく

  • 風の強い日には、倒れにくい位置に移動する

こうしたひと手間が、屋外家具を3年→5年→10年と長持ちさせる鍵になります。


■ 「雨ざらしOK」のチェアはどこで探せばいい?

ホームセンターや量販店でもガーデンチェアは販売されていますが、
本気で雨ざらし前提で選ぶなら、屋外家具専門の通販サイトや法人対応のショップが安心です。

特に、「ガーデンチェア 雨ざらし対応」や「屋外家具 即納」などのキーワードで検索すれば、
即納可能で、現場や施設への導入実績も豊富なアイテムが見つかりやすくなります。


■ まとめ|“雨に強い”は、正しい選び方から

ガーデンチェアを雨ざらしにして使いたいなら——

  • 「濡れてもOK」と「雨ざらしOK」は違うことを理解する

  • アルミ・人工ラタン・耐候仕上げ付き素材を優先する

  • 定期的なひと手間で寿命は2倍以上変わる

  • 専門店で“屋外対応”の確かな製品を選ぶ

たった1脚のチェアでも、
そこに「安心して座れる」「ずっと使える」感覚があると、庭の居心地がまるで違ってきます。

ガーデンチェアを雨ざらしで長く使うには、“正しい選び方”がいちばんの近道です。

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